1.数秘術とは
血液型や誕生日、名前など、人が生まれながらに持つものがあります。
特に誕生日は、"その人が生まれる前に自ら選んできたもの”とも言われており、古代では、誕生日や生まれた時間からその 人の持つ特性を大まかに捉えることができると考えられていました。
こうした文化を色濃く持つユダヤやギリシャの地で発展し、現代にまで受け継がれてきたのが数秘術です。
数秘術は、生まれた日を1ケタずつ足すことでその人の持つ数字を出し、どのような特性、傾向を 持つかを解明していきます。
いわゆる統計学の一つなのですが、古代から膨大な数の人となりを分類し、数千年に渡って現代まで改良を重ねてられてきた”学問”であることから、「人類の叡智」とも言われています。
さて、数字と言えば、数学の授業で「ピタゴラスの定理」など、様々な法則を学ばれた方も多いと思います。
学生時代は難しくて毛嫌いしていた方もいらっしゃるかもしれませんが、数の法則は意外にも身近で、追求すればするほどそのおもしろさにハマってしまう方も多いのです。
たとえば地球のどこを見渡しても始まりの数字は「1」であり、その次には必ず「2」が来ます。
「2」の次に「5」が来 る、ということがないように、「1」には「1」のパワーがあり、意味があるのです。
こうした法則や数字の持つパワーを、その人の持つ個性に置きかえるとどうなるだろう、ということを体系的に整理しているのが「数秘術」なのです。
天才的な物理学者として有名なアインシュタインも、 数字が持つ意味を読み解こうとしていたそうです。